年会費です。

クレジットカード利用者は原則として毎年「年会費」をカード会社に支払います。
ただし、年会費無料というカードや初年度のみ年会費無料というカードもあります。
年会費の意味ですが、カード会社で発生する経費の内、クレジットカード利用者がクレジットカードを利用するしないにかかわらず発生する費用を利用者が負担するということでしょうか。
もっとも、日本のではクレジットカード利用者の多くが金利の発生しない翌月一括払いで利用するためカード会社としては収入の基本となるべき分割払いにより発生する金利収入が十分ではないという問題があります。
しかし、たとえ一括払いで利用者からは金利を取れなくとも、カード会社は加盟店に対して立て替え払いをする際に一定の手数料を差し引いて払うので、利用者が金利負担をしないといってもカード会社に全く利益が無いわけではないのです。
初年度のみ年会費無料というのは新規の加入者を募る際に最初から費用がかかるというのでは営業しにくいわけで、とりあえずにタダでカードが作れますよという営業戦略でしょうか。
しかし、初年度無料というだけでは、いまどきなかなか新規開拓はおぼつきません。
なにしろ年会費永久無料というカードがいくつもあります。
年会費無料の草分け的な存在としてはセゾンカードやOMCカードが有名です。
いずれも数年前までは西武グループなりダイエーなりのハウスカード的なクレジットカードとして存在していたわけで、年会費無料というのも西友やダイエーの集客が目的でそれぞれのカード会社単独の戦略では無かったわけです。
現在ではいずれもかつての企業グループから離脱していますが年会費無料は継続しています。
最近は年会費無料のカードが主流といっても良いくらい増えました。
もっとも、年会費がかかるカードでも大抵は1,000円前後、ちょっとグレードの高いカードでも数千円で年会費が万単位というのは特別なカードです。
さて、その特別なカードといえばアメリカンエクスプレスカードとダイナースクラブカード、通常のカードでも1万数千円の年会費、何段階ものグレードのカードが存在し年会費もそれにつれて高くなる、最上級のグレードは10万円以上になる。
一応、名目上、与信額つまり利用限度額が制限されていないことになっていたり、通常のカードでは受けられないサービスが受けられることになっていたりします。
しかし現実には、その人がもともとVIPなので色々なわがままが聞いてもらえるという面も否めません。
でも、名だたるVIPと同じカードを持つということにステータスを感じられれば多額の年会費を払っても持つ価値ありではないでしょうか。